自然治癒「ガンは自然治癒力で治せるのか?」

※当サイトはあくまでも個人の体験をつづったものであり、効果には個人差があります。10分で読めますので、お忙しい方はブックマークして時間が空いた時に読んでください。

私が癌体験を通して身を持って学んだ病気の治し方を、わかりやすくまとめました。今回は自然治癒力についてです。
現在、闘病中の方も、癌になりたくない人も、ぜひ一度読んでいただきたいです。

この記事を読んでほしい方はこんな人です

・親戚・知人が「ガン」だと診断され、対策方法を模索している人

・ガンと戦う人の取り組みを参考にしたい人

ガンを自然に治すために欠かせない3大要素

自然治癒力は、実態がよくわからず、なかなか手ごたえが感じられないのが実状ではないでしょうか。

自然治癒力は、健康を維持し病気を治す力です。

自然治癒力には、大きく分けて血流」「自律神経」「免疫力」の3要素があります。この3要素は密接に関連し、三位一体となった時に相乗効果を発揮して、ガンにも対抗できる凄い力となりますが、一方で3要素のうちのどれが欠けてもうまく働きません。それぞれについての私なりの考えや研究結果などを紹介します。

自然治癒力1「血流」

たとえば健康食品等で免疫力を活性化させることは大切ですが、これは車輪の片側でしかなく、がんを叩くには不十分です。

血流という重要な要素が欠落しています。私はこの「血流(血行)」に最も注目しています。

みなさんそれぞれの療法で、免疫力が上がったとしましょう。しかし、免疫力は血流(血行)によりガンの病巣に入り、ガン細胞に接してから機能を発揮するのです。病巣に入れない免疫力はただ存在するだけとなり、宝のもちぐされになってしまいます。

では、どのように血流を高め、免疫力を病巣に運べばよいのでしょうか?

免疫細胞は血液にのって軍隊のように働く

免疫細胞は目に見えないほど小さな細胞の集まりで、血液に混ざり循環してネットワークを形成しています。

体内をパトロールして「ガンを発見する細胞」「情報を伝達する細胞」「ガン攻撃を実行する細胞(NK細胞・他)」「老廃物を処理する細胞(マクロファージ)」など、役割を分担する細胞の集団です。何やら軍隊に似てますネ。

この免疫細胞は病巣に入り、ガンを発見してから仲間を増強し、反撃体制を作る性質があります。

ガンもチームを作っている

一方、ガン細胞も集合して病巣をつくり、城壁で囲んで、病巣を「血流=免疫力」から守り、独自の血管を作って栄養を取り込んでいます。つまり、ガンは栄養ドロボーなのです!

しかし、病巣に正常な血液が突入できれば、免疫細胞はガンの存在を知って仲間を増やし、ガン細胞に取り付き、わずか5分で死に至らしめるのです。この5分間という所要時間は、アメリカの研究者マンドゥ・ゴーナム博士の本で知りました。

血流による防御システムが1日中、1ヵ月も活躍すればどれほどの強力なものなのか、想像がつくでしょう。このように血流は免疫力を増強し、病巣のがんを叩き、がんの死骸や老廃物を運び去り、体に栄養と酸素を届ける一石四鳥の働きをするガンの特効薬です。

血流(血行)が回復すれば、ガンが何千億個あろうとも、恐れることはありません。しかし、病巣がドロドロの血液に囲まれていると正常な血液が入り込むのは難しいため、病巣の血行改善を積極的に行う必要があります

血流は転移も防ぐ

がんは、血流の悪いところに転移するので、血流でがんを洗い流す努力が必要です。

テレビ等で見たことのある方も多いと思いますが、血流の流れは意外に速いです。この速い流れの中では、がん細胞はなかなか着床できません。しかし、血流が悪く淀んだところには、たやすく着床します。体内部のコリ、骨周辺のコリは、淀みを作りますので、コリを取らねばなりません。

理想的な血行改善策

菜食など食事を変えて血液をサラサラにしても、血液は流れやすいところに流れるので患部を直撃するわけではありません。強制的に患部に血液を直撃させたり、血管を広げたりする必要があります。それには温泉が効果的です。

私は、ラジウム温泉を家の中で再現することによって、血流を改善しました。詳しくはグッズの紹介ページに書きますので、そちらを参照してください。

自然治癒力2「自律神経」

背骨周りの筋肉の硬直は、自律神経の働きに直結しています。いつも背中や肩がこっている方や、あまりにも肩こりがひどい方には自覚症状がありません。

しかし自覚がなくても、コリが取れると血流が回復しますので、素早くしなやかな背中を取り戻しましょう。

自律神経のはたらき

一部の臓器にがんは病巣を作っていますが、残りの五臓六腑は健在なので、総動員してがんに負けない体力を回復することが大切です。その体内の連携プレーに欠かせないのが自律神経の働きです。

そもそも自律神経とは?回復には背中がカギ

全ての臓器は脳の指令により活動しますが、この指令を伝達する神経を自律神経といいます

たとえば、マラソンをすれば心臓、肺が速くなりますが、これは血中酸素の過不足を脳が常時モニターしていて、脳の指令を心肺に伝えるからです。このように、臓器は脳の指揮により一糸乱れぬ活動をするのです。

ところが、背骨周りの筋肉が石のように硬直すると猫背になり、神経を圧迫して臓器不調を起こします。がん患者は体が固く、猫背の方が多いので『正しい姿勢』を回復させましょう。

自律神経の回復は、背中の筋肉を柔軟にすれば容易です。血行改善して物理的に筋肉を緩めるだけで自然に改善します。

自律神経免疫療法を確立した新潟大学の安保 徹教授と昌平クリニックの福田 稔医師は、自律神経を改善することで治療実績を上げておられます。

自律神経を高めることで得られる自然治癒力は東洋医学で重視され、私も永年、本気でヨガや鍼灸治療をしてきました。しかし、効きが穏やかなので、がん治療には不向きです。私の経験では「お利口さん(ラジウムパッド)」が驚くほどよかったです。

※私の愛用グッズの紹介はこちらにまとめてあります。

自然治癒力3.免疫力

体は免疫力を高めようとしますが、実際に免疫細胞を強化するのは代謝活動によるものです。免疫力のパワーや免疫力強化に欠かせない代謝活動の活性化について、私なりに解説します。

免疫力にはがんを自然消滅させる力がある!?

免疫細胞を強化するのは、代謝活動です。代謝は病気を治すメカニズムです。免疫力は神秘的な力ではなく、免疫細胞という細胞が代謝により誕生する、実在する力であり、体の一部です

たとえば膝をすりむくと、傷ついた皮膚の下に新しい皮膚を作り、古い皮膚は剥げ落ちて、新しい皮膚に替わります。老化したり傷ついたりした細胞は、修理せずにスクラップにし、新しい細胞を誕生させて私たちは生きているのです。この活動のことを代謝といい、生命の営みそのものです。

免疫力、五臓六腑、筋肉、骨、老化や傷ついた体を再生させるメカニズムで、この営みを新陳代謝といいます。若返って元気になるのも代謝によるものです。(脳をのぞく)

体は60兆個もの細胞が結合して人体をなしていますが、個々の細胞寿命は臓器60日、胃は5日、筋肉90日、骨は5年で生まれ変わるといわれています。細胞は、日々老化するため、毎日新しい細胞を誕生させています。その数は1日6000億個!!ともいわれています。

元気な免疫力は、元気な体から生まれるので、心身を癒し、代謝を旺盛にすることで、体力と免疫力を取り戻すのです。そして、がんを自然消滅させる力のある体こそ、私たちが目標とする体です

代謝を上げるためには?

体を温める、良い栄養を取る、心が落ち着くとこで代謝が旺盛になり、体力や免疫力が何倍も強化されることがわかってきました。「ガンと心の関係」で詳しくお話しいたします。

一つ一つは常識的なことなので、むずかしくありませんが、あなたが意識して実行することが、ガンを叩く体を作るのです。これを機に、10年20年若返る生活習慣に変えましょう!

 

いつでも読み返せるようにブックマークに登録してネ