放電灸-私が使用したグッズその4

グッズその④ 熱くないお灸

放電灸(ほうでんきゅう)

1996年に特許を取った、私の発明品です。

※当サイトはあくまでも個人の体験をつづったものであり、効果には個人差があります。

発明のいきさつは?

私は長年、工業デザイナーとして本物を追及する生活を送ってきました。

しかし徹夜が続くなど、体を酷使する生活の中で、自然と鍼・灸・整体・ヨガなどの東洋の知恵で体調を整えることを覚えていきました。

ある時、施術中に鍼の先生が、私のからだに鍼を刺した瞬間、「ビリッと電気が走った」とおっしゃったのです。それが「ひらめき」でした。

その時から、私は身体の不調と体内の静電気には密接な関係があるのではないかと考え始めました。

静電気が血流を阻害?

  • 体の部位に「乳酸」という疲労物質がたまると、プラスの電位を帯びることを発見!しかし血液はマイナス電位なので引き付けあってしまい、停滞してコリや痛みが生じるのではないか?
  • その静電気を取ってしまえば血流は正常化するはずである。
  • 鍼灸の「鍼」は避雷針の役目をして静電気を体外に放出させているのでは?
  • もぐさを使ったお灸が完全に炭になると、電気抵抗が消滅し、患部の静電気を発散させるのではないか?

などなど、自分の経験から様々な試行錯誤を始めたのです。そして研究の末、体内に溜まった過剰な静電気を除去する物質(炭素繊維の一種)を発見し、「放電灸」という名前で世の中に送り出すことになりました。特許も取得しました。

「放電灸」は世間に歓迎され、健康雑誌「壮快」でも「お灸シール」として紹介されました。
(1997年新年号)

-雑誌「壮快」の記事1ページ目-

新聞の切り抜きその1

-発売のいきさつも記事になりました-

新聞の切り抜きその2

その時には、まさか後年、自分の癌治療に使うことになるとは思ってもみませんでしたが・・・。

今回自分でガンを治そうと考えた時、まっさきに血行の改善が重要だと考え、生活の一部になっていた「放電灸」を使うことは、自分ではごく当たり前のことでした。そしてその結果は、すでに、「肺がん体験記」で書いた通り、成功でした。

生まれたばかりの赤ちゃんの肌には、適度な湿り気があり柔らかく、放電しやすい状態にあります。

しかし次第に年を重ねると乾燥し、放電しにくい皮膚表面になります。また環境もアスファルトの地面、化学繊維の服、肌の乾燥、ゴム底の靴、大気汚染などに囲まれ、現代人の身体は静電気を放出しにくくなっています。そして静電気は血流を阻害し、ますます筋肉をこわばらせます。

「放電灸」で体内の余分な静電気を除去し、しなやかな身体を目指しましょう。

貼る場所について

押して痛いところ、こっているところ、硬いところに貼ります。

また通常「ツボ」といわれているところにも同時に貼りましょう。

貼る場所に迷ったら、一番のおすすめは、うつむいたときに首の後ろにポコッと出ている骨(第7頸椎)の、すぐ下に1枚貼りましょう。

製品の貼り方その1

それから、癌の方や猫背が気になる方は、背中の筋肉がこわばっていますので、背骨の両脇に、腰の方まで、点々と貼っていくとよいです。

背中のコリが取れると、血液が行くようになります。血液が行くと、老廃物を運びだし、新鮮な酸素と栄養を届けてくれます。またこわばりによる神経への圧迫がなくなり、自律神経が整います。

足がだるい、むくむ方は、三里のツボです。脛の真ん中のあたりに、押すとツーンとするポイントがあります。

そのほか、身体をよく点検し、コッているところや痛いところ、ツボと言われているところへ貼っていきましょう。

製品の貼り方その2

貼ったままお風呂にも入れ、2〜3日効果が持続します。(水に濡れることにより、より放電されます)

貼り換える際には、治るにつれ痛みのポイントが移動しているはずですので、毎回指で押して確認しながら貼ってください。

足の裏専用の大きいタイプも発売されています。こちらは長時間歩く前、スポーツ前、立ち仕事の前などに貼ることで、全身に乳酸がたまることを抑制(つまり疲れにくく)してくれます。

記事のなかで筆者が使用したグッズをご紹介しておりますが、当サイトでは販売はしておりません。私の作戦で使用したグッズは、下記リンクからセットで購入できます。

単体での購入も可能みたいです。

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